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個人事業 FLW-sato

個人事業主となりました。日々のお仕事への感想や、収益。節約、やらなければいけないことなんかを書いていこうと思っています。

DeNAの記者会見、「Welq」についての話がありましたね

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13日、一昨日ですが、全容を確認するのに手間取ってしまい今更に記事に致しました。

ちょうど半年前に

dent-nao.hateblo.jp

という記事でWelqに対する意見を書いた事がありましたが。
まぁ、当たり前の様に大事になり閉鎖まで至りました、沢山の著名人の方や発言力のある方々が声を大きくして抗議した結果だと感じました。

Welqの記事について問題となるのは記事を曲解した認識で書いてしまう書き手、それを特に問題視しない編集、そして引用ルールを徹底していない姿勢とこれだけ大きなキュレーションメディアとするのであれば監修職が必要であったことだと思います。

現在、ライティングの案件について「ヘルスケア」についての記事を敬遠しているクライアントさんは多くなっています。

 

 DeNAの会見について

問題点と思われる部分は、と質問を受けたDeNA側は「議論が足らなかった」「ルールと管理の不足」と二点を取り上げていました。

ちょっと私は疑問に感じます、果たしてそれだけでしょうか。

 

そもそもWelqのまとめ記事の募集はLancersやCrowdworksでも見ることが出来ましたし独自の募集もあったと思いますが、明らかに調査にかかる時間や裏付けをするソースの確認に対する報酬額とは見合わない金額でライターを使っていました。

著作権は寄越せ、責任はお前が負え、徹底的に調査しろ、ソース元の真偽は問わない。文字単価は1円以下。

これは人をバカにしている所の騒ぎではありません、勿論ライティングを生業にされている方にとっては新しい選択肢が増えるのは喜ばしいことですが、きちんとした記事を作るには兎に角時間がかかるというもの、その時間に対する報酬額が見合っていない以上、調査時間を減らすしか選択肢がない、というライターの方も居たのではないでしょうか。

こうした手抜きが横行してしまう状況というのも問題点だったと思います。
コンテンツの質を求めるなら見合うだけの報酬は必要では?現在のライティング技術において真偽よりも「面白いか否か」という点が大きく問われすぎています。

従ってGoogleの求める「質の高いコンテンツ」に沿わないサイトがどんどん出来てしまっているという感触を受けています。

 

また、キュレーションサイトとしての継続は未定、経験のないDeNA社が様々な事について社会的に認められるサイトを作れるか正直目処が立っていない。今後の事業展開の柱となる事は有り得ない、としました。

まぁ事実上の撤退ですね。株主相手のアピールだと思いますが。

著作権違反や薬機法違反等色々な問題のある記事が全記事中最大で5.6%あるとしていましたが、相当数に値します。
損害費用は赤字の計上分で大体38億円だとか、これをライターに求める様な姿勢は見せて欲しくない
私は関わっていなかったのですが、やっすい報酬額で書いた記事の責任を押し付けるとか無責任です、勿論書いたライターは反省すべきではありますが、割と事情が分かる気がします。

DeNAは今後コンプライアンス責任者を設けていくとしていますが、今までいなかったんですかね。

ライティング依頼への影響

最近あまりタスク等の記事募集を見ていなかったのですが、Lancers・Crowdworks共に案件が減っている気がします。

その減っている案件の中で、定額報酬の割にライターへ求めることを長文で書いているクライアントばかり見受けられました。

悪循環だと思います、報酬額が見合わないから敬遠するライターは基本的に質の良いコンテンツを書ける人が多く、仕事を選べない人がこうした案件に挑戦し、求める水準に満たないため非承認を受け、やる気を無くす。

非承認を受けるっていうのはいわば極論ですが、検収で再提出を何度も受ければ同じことです。

こうしてどんどんと安い報酬の案件に挑戦する人が減り、業界が縮小していく。
Welqのせいじゃないとは言えない気がしています。

誰だって慎重になるんじゃないでしょうか、個人のアフィリエイターだって責任追及されたりしたらひとたまりもありません、法律に明るい専門家の依頼料金やら、全サイトの見直し、最悪閉鎖まであり得るかもしれません。

もうすぐ4月、新年度が始まりますが…暗雲立ち込めるとまではいきませんが雲行きが怪しい気がすると思ってしまいました。

でっかいパイプがあるライター以外も仕事にやる気が出る環境作り、必要だと思いますが如何でしょうか。